大学生にみて欲しい青春映画ベスト3
青春っていいですよね.......
私にもそんな時代があったような、無かったような。
どうもおかぴです。
みんな青春真っ最中の時は早く時間が過ぎて欲しいって思ってるのに、いざ終わると「あの頃は良かったな〜。。。」なんていうんですよ。
思春期にも思春期なりの悩みとか不安がたくさんあったはずなんだけど、歳をとると昔は何も考えてなかったような気がして、「あの頃に戻りて〜」って思っちゃうんですよねぇ
実際はそんなにいいもんじゃなかった気もしますけどね......
それでも人がいわゆる青春ものの映画とか小説とかをみて感動するのは、今はもう失ってしまった何かをその時は持っていたっていう、漠然とした喪失感とともにノスタルジーみたいなものを感じるからなんでしょうかね。
学生時代って自分が何にでもなれる気がしますよね。
でも私は人間何歳になったって変われると思うんですよ。歳をとるほど、いろんなことを年齢とか環境のせいにして、安定を求めてしまうだけなんですよ。
私はまだ学生だし、社会のことも全然わかってないですけど、まだ自分は何にでもなれると思ってますよ。
今回は私が今まで出会った作品の中でとても感動した青春映画ベスト3を紹介します!
これを読んでくれた人が新たな一歩を踏み出す助けになれたらいいなと思います!
ぜひ最後まで読んでみてください!!!
第3位 ウォールフラワー(原題:the perks of being a wallflower)
あらすじ:チャーリー(ローガン・ラーマン)は、小説家を志望する16歳の少年。高校入学初日にスクールカースト最下層に位置づけられ、ひっそりと息を潜めて日々をやり過ごすことに注力していた。ところが、彼の生活は、陽気でクレイジーなパトリック(エズラ・ミラー)、美しく奔放なサム(エマ・ワトソン)という兄妹との出会いにより、一変する。初めて知る”友情”、そして”恋”。世界は無限に広がっていくように思えたが、彼らの青春の日々は思わぬ方向へ転がり始める。
まず、第3位のこちらは2012年に公開されたスティーブン・チョボスキー原作・脚本・監督の映画で、主人公のチャーリー役はローガン・ラーマン、ヒロインのサム役はあの「ハリーポッター」シリーズのエマ・ワトソン、他にもメインキャストのパトリック役を「ファンタスティックビースト」シリーズのエズラ・ミラーが演じています。
もう、この映画は激エモですよ。
エマ・ワトソンが演じるサムとエズラ・ミラーが演じるパトリックの兄妹が素敵すぎるんですよ。
あと単純にエマ・ワトソンかわいい!!!
主人公のチャーリーのなんとも言えない隠キャ感というか、あの学校に入学してすぐの、人間関係がまだ不安定な時期に周りに馴染めなくて、その先もズルズルとスクールカーストの下の方で定着してしまう感じ。あの感じって外国でも一緒なんだな〜って思いました。
過去にトラウマを持つチャーリーは精神的に不安定な部分を持っています。
そんなチャーリーはある時、自分から行動することでサムとパトリックの兄妹と知り合い、徐々に成長し、変わろうとします。
この映画に出てくる高校生たちはみんなそれぞれにコンプレックスやトラウマ、不安を持っています。
今はとにかく馬鹿騒ぎして現実から目をそらすことができても、いつかはそれと向き合わなければいけない時がきます。
そんな、人間が子供から大人に変わろうとする時期の鬱屈とした感情や漠然とした閉塞感がこの映画ではとてもリアルに描かれています。
タイトルにもある「ウォールフラワー」には「ダンスパーティーなどで踊りに参加できずに傍観者になっているはみ出し者」という意味があるらしいです。
この映画の中ではこの「ウォールフラワー」を象徴しているシーンが何箇所かあって、とても印象的です。
まさに「ウォールフラワー」だったチャーリーが自分から行動を起こすことで少しずつ変わっていく様子をみて、自分で行動を起こすことが唯一現状を変える方法なんだと思いました。
現状の自分を変えたいけど一歩踏み出す勇気が出ないという人にぜひみて欲しい作品です!
第2位 ソラニン
あらすじ:自由を求めて会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)と、フリーターをしながらバンドを続ける種田(高良健吾)。未来に確信が持てず、寄り添いながら東京の片隅で暮らす二人。だが、芽衣子の一言で、種田は諦めかけた想いを繋ぐ。種田はバンド「ロッチ」の仲間たちと新曲「ソラニン」を完成させレコード会社に持ち込むが、反応のないまま日々は過ぎていく。そんなある日、種田はある事故に遭ってしまう。残された芽衣子は.......。
続いて、第2位のこちらは2010年に公開された、浅野いにおの同名漫画が原作で三木孝浩が監督をつとめ製作された映画です。主人公の芽衣子役を宮崎あおいが、種田役を高良建吾が演じ、他にも桐谷健太や「サンボマスター」の近藤洋一が出演しています。
私、浅野いにお先生の大ファンなのでこれは結構期待して観賞したのですが、期待以上に素晴らしい作品でした。
セリフがかなり原作に忠実に再現されていたのも良かったですし、何よりも「ソラニン」を実際に聞けるのが最高です。
ちなみに映画の主題歌であり、ストーリー上でもかなり重要な存在の曲「ソラニン」を作中の歌詞を元に作曲したのはあの「ASIAN KUNG-FU GENERATION」です!!!
この映画を見た後はしばらくアジカンのソラニンをヘビロテしますよ。確実に。
それはさておき、この作品は原作を知らなくても全く心配ありません。単純に青春映画として完成度が非常に高いです。
しかし、青春映画といっても種田と芽衣子は大学もすでに卒業してますし、年齢的にはもう大人です。しかし、私はこの作品は紛れもなく青春を描いた映画だと思います。
種田は学生時代にやっていたバンド活動に未練タラタラで、いまだに定職につかずにフラフラしています。一方、種田と同棲している芽衣子も働いていた会社をある日突然辞めてしまいます。
そう、これはある意味、学生時代の青春から抜け出せない半大人を描いた青春映画なのです!
日本だと大学に進学すると22歳までは学生ですし、浪人してたり休学してたりするともっと学生期間が長いです。そんな長いモラトリアム期間から抜け出せない人って結構いるんじゃないでしょうか。
学生時代に何かに熱中していた人ほどそれを諦めきれなくて抜け出せないんだと思います。
この映画の場合だと音楽活動ですが、美術であれ、文学であれ、演劇であれ、その道で食っていけるのは一握りという世界では、いつかそれを趣味にするか否かの決断を迫られる時がくるものです。
その決断を迫られた時、自分の気持ちに区切りをつけて、前向きに一歩を踏み出すにはどうすべきなのか、この映画ではそれをとても考えさせられます。
今、自分の好きなものに熱中している人ほど、この映画を見ると共感することや感じるものが多いと思います。ぜひ一度見てみてください!!!!
↑原作漫画もオススメです!
第1位 グッド・ウィル・ハンティング/ 旅立ち
あらすじ:全米トップの大学で最も才気のある若者は学生ではなく、床清掃員の青年だった。天才であるにも関わらず、失敗続きの人生を送ってきた強情な労働者階級のウィル・ハンティング(マット・デイモン)。何度も法に触れることをしてきたウィルは、最後のチャンスである一人の心理学者(ロビン・ウィリアムズ)と出会う。彼ならば、ウィルの心を動かすことができるのか。
はい、堂々の一位に輝いたこちらは1997年に公開されたマット・デイモン&ベン・アフレック脚本、ガス・ヴァン・サント監督で製作された映画です。もう、言わずと知れた名作ですね
この映画は当時無名だったマット・デイモンとベン・アフレックが執筆した脚本の完成度の高さが注目され、アカデミー賞の9部門にノミネートされ、ゴールデングローブ賞で脚本賞を受賞するなど、とても高い評価を得ました。
20年以上も前の作品で、舞台がアメリカなので、今時の日本の大学生に共感できる部分があるのか?と思うかもしれませんが、やはり、人間が子供から大人になろうとしているハイティーンおよび20代前半の時期って、時代も国も関係なく普遍的なものがあるんですよね。
この映画の主人公であるウィル・ハンティングもまた、「ウォールフラワー」のチャーリーのように過去にトラウマを抱えています。
しかし、チャーリーとは違ってウィルは自分の意思で行動を起こそうとはしません。徹底的に自分の殻の中にこもってしまっているんですね。
ウィルは数学に関する非凡な才能を持っているにも関わらず、大学には通わず、床清掃員として働きながら、不良仲間と日々荒れた生活を送っています。そんな彼の才能に気づいたマサチューセッツ工科大学のランボー博士は知人の心理学講師であるマグワイア先生にウィルのカウンセリングを依頼します。
とにかく、ウィルの才能を知っている周りの人たちはウィルを狭い世界から連れ出そうとするんですよ。
最初はそれを頑なに拒むウィルですが、マグワイア先生や親友のチャッキー(ベン・アフレック)、恋人のスカイラーたちと交流をする中で、徐々に心を開いていきます。
個人的にはウィルの親友のチャッキーがめっちゃ好きなんですよね。
チャッキーはウィルの不良仲間の一人なんですけど、ウィルの才能には気づいて、自分にないものを持ってるウィルにちょっと羨ましい気持ちを持ちながらも、ウィルの抱える心の闇もしっかり理解していて、不器用ながらもウィルの背中を押してあげるのが、もう、いい奴すぎて目頭が熱くなりますよ〜.......うぅ(泣)
この映画からは、辛いことがあって、自分の力じゃどうしようもないことがあっても、周りの人間の助けを借りることができるということを教えてもらえます。また、傷つくことを恐れて自分の世界に閉じこもっていても何も改善しないということも。
傷つくことを恐れずに外の世界に出ることがその先の自分の人生を良い方向に導いてくれるのだと思います。
特に、自分の周りの人間を信じられなかったり、外の世界に少し恐怖を感じてしまっている人にこの映画を見て欲しいです!
以上、大学生に(もちろんそれ以外の人たちにも)見て欲しい青春映画のおかぴ的ベスト3を紹介させていただきました!少しでも気になったものがあったら見てみてください!
ちなみに、三作品ともAmazonプライムビデオで見ることができます。(グッドウィルハンティングはレンタルできます!)
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
↑ 過去の記事もぜひ!
「となりのトトロ」で泣いた週末の夜
「めぇぇぇぇぇぇぇいちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんんっっっっっ!!!!!!!」
気がつくと....
金曜の夜、私は家で一人テレビに向かいながらそう叫んでいた。
14日(金)に私おかぴ、小学生以来、久しぶりに金曜ロードショーで「となりのトトロ」見ました。いやー、ほんと.......もう、最高でした。
私おかぴは小さい頃からジブリ大好きで、全作品一度は見たことあるのですが、トトロはなんだかんだすごく久しぶりに見ましたね。皆さんは見ましたか?
正直言って、小学生時代のおかぴには「となりのトトロ」そこまで響かなかったんですよ。
「何?トトロって、『となりのトトロ』ってあたかもトトロ主人公の映画っぽい割にはトトロ喋んないし、結局どんぐり発芽させてネコバス呼んだだけじゃんっ」なんて言ってね
この歳になってみて、やっとトトロの良さを理解できました。
改めてちゃんと見たら小学生のときは気づかなかったことに色々気づいたので、今回はそんなちょっとした気づきについて書いていこうかなと思います。「そんなの常識だよっ!今更かよっ!怒」みたいなこともあると思いますが、それは温かい目で見てね。
【気づきその1 】お父さん頑張ってんだなぁ.....
そうなんです。この歳になってみると、サツキとメイのお父さんの苦労や頑張りがちらほら見えてきて、目頭熱くなるんですよね。
そもそも、サツキやメイたち草壁一家が物語の舞台(wikiによると埼玉県所沢市らしい)の農村に引っ越してきた理由は病気のお母さんの療養のためですよね。
サツキたちの会話から察するにお母さんはこの村に来る前から病気がちっぽいので、サツキとメイの面倒はお父さんが見ているのだと思います。
仕事は何か物書き的なことをしているので作家とかなのかなと思っていましたけど、大学の考古学研究に通っているから大学で働いているのかな....?教授?
と思って調べてみたら東京の大学で非常勤講師として考古学を教える傍ら生活費を稼ぐために翻訳(主に中国語)の仕事をしているらしい。すげぇインテリじゃん.....
ちなみに年齢は32歳で身長は180㎝らしい。意外と若いしデカイし.....知らなかったー
話を戻しますね。
やっぱり、仕事と育児の両立は大変ですよね。私みたいな若造が知ったふうに言うのはおこがましいですけど、大変なことだと思います。
うっかり寝坊してメイに起こされてるシーンとか見るとお父さん応援したくなります。
頑張れハイスペック父ちゃん!
でも、サツキは母親代わりのようでしっかりしてるし、近所のおばあちゃんとかが気にかけてくれてるのを見てると昔の日本の村社会の暖かさが感じれますよね。
その中でも私の考えるベストお父さんシーンは、サツキが学校に言ってる間、メイを見ながら仕事してるシーンですかね。仕事中にちょいちょい話しかけてくるメイを無視したりしないで相手してあげて、メイの持ってきた花を見てる顔がもう優しさにあふれていて最高ですよね。
宮崎駿さんはこういう何気ない日常のシーンを描くと右に出るものはいないと思います。
【気づきその2】トトロって実際いたら怖くね?
トトロって本物見たらちびります。絶対。
体調はぱっと見3m以上はあると思いますし、皆さんあのトトロの鉤爪見ましたか?明らかに獲物の息の根をとめるのに特化したフォルムをしてますよね。
でも多分、あの歯の感じからすると肉食ではなさそうだからそこまで心配する必要ないのかなあ.....
あのトトロを初見で腹の上に乗ることができるメイちゃんってもしかして我々が思っている以上に肝の座った子なのでは..........?
ちなみに話変わるんですけど、メイちゃんが家の二階でマックロクロスケの隠れてる壁の隙間に指突っ込んでブワッとマックロクロスケたちが出てくるシーン、何回見ても体ビクってするんですけど。あのシーンだけホラー映画かよって。俺だけなのかなぁ.......?
【気づきその3】サツキもメイも色々我慢してるんだよな...
もう、これにつきますよね。
私、小学生の時に見た時は「メイわがまますぎるだろ!ちょっとぐらい我慢しろよ!!」って思ったりもしてましたけど、違うんですよ。メイもサツキも普段お母さんがいなくて寂しいの我慢してんすよ。
お母さんの体調が悪くなっちゃって、予定より仮退院するのが延期になったのを知ってサツキが不安のあまり泣いてしまうシーンとか、サツキはいつもしっかりしていなきゃいけない分いろいろ溜まってたんだなと思ってこっちまで涙腺崩壊してしまいましたよ(涙)
そんでもって、そんな泣いてるサツキを見たメイもメイなりにいろいろ考えたんだと思います。何かを決心したように自分で収穫したトウモロコシを持って母親に会いに行きますけど、今見るともうメイを責める気にはなりませんよ。
「もしかしたらお母さんが死んじゃうかもしれない」と思って一心不乱に病院へ向かうメイの気持ち考えたらもう涙でテレビの画面がうまく見えませんて!
だってメイなんてまだ小学生にもなる前ですからね!もー、私がメイくらいの時なんて兄のトミカしゃぶりながらドラゴンボールZのことしか考えてませんでしたよ
でもちょっと私今回「となりのトトロ」ひさびさに見て腑に落ちない部分があったんですけど、映画の最後、なんでサツキとメイはお母さんに直接トウモロコシ渡さなかったんですかね。
ネコバスにせっかく病院まで連れて行ってもらったんですから会っていけばいいのに。お母さん元気そうだし。
やっぱこの部分が原因で「サツキとメイはすでに死んでいる」とか言うわけわからん都市伝説がよく噂されてるんですかねぇ。。。?
以上、今回はひっさしぶりに「となりのトトロ」を見て、昔は気づかなかったことにいろいろ気づいたんで書いてみました。皆さんもトトロに限らず昔見た作品を久しぶりに見てみると新しい発見があるかもしれませんよ。ぜひ暇なお家時間にそういう作品を見てみてください!
ありがとうございました!!!
おかぴの自己紹介
「あ〜、時間は有り余ってるのに金がないからやることねぇ〜(泣)」
はい。
今そんなこと思ってる大学生ってたくさんいるんじゃないでしょうか。
とりあえず、私のブログに遊びにきてくださりありがとうございます!
どうも、おかぴです。
本当に大学生ってよく言えば自由、悪く言えば暇ですよね.....
かくいう私も神奈川の片田舎出身でキラキラのキャンパスライフを夢見て東京の大学に進学したものの、見事生来のコミュ障を発動して大学デビューに失敗した悲しき現役大学生です。
しかも、今年になって新型コロナが大流行したせいもあって授業がオンラインになり、もうかれこれ半年近く大学に行ってないのですよ(通学に往復3時間かかる私はちょっとラッキーと思ってしまっている、ごめん)
特に今年入学したての1年生なんて入学式もないし、まだ一度も同級生に会ってなかったりして不安な気持ちの子って多いんじゃないだろうか
といってもこればっかりはどうすることもできないよね、うん。
でもだからと言ってダラダラ朝起きて、授業受けて、課題やって、飯食って寝るってすごく勿体無いことしてる気がするし....
正直言って、今まで友達と外に出かけて遊ぶことが多かったアウトドア派の人の方が今はやることが思いつかなくてきついと思う。
そこで、せっかくの「人生の夏休み」とも言われる大学生活、家の中でも満喫してやろうZE☆彡
って事でこのブログでは生まれながらのサブカルオタクの私が今までの人生で出会った漫画・映画・ドラマ・小説・アニメ・ゲームなどの中から本当におすすめできる作品を定番の名作からちょっとマイナーなものまで幅広く紹介していけたらなと思います!!!
「今までは友達と外でワイワイ遊ぶばっかりだったのに、今年になって突然家にいる時間が多くなって何すればいいかわからない!」という人にも、「なんか面白いことないかな〜」と思っているだけの人にも、私のブログが役に立てばいいなと思ってます!
よろしくお願いします!!!!!!!